
入れ歯
denture
入れ歯の種類について
T
Y
P
E
入れ歯は一般的に「プラスチック床」と「金属床」の2種類に分かれます。
プラスチック床の入れ歯
床全体がプラスチックでできています。 プラスチック床は軽量で取り扱いが容易ですが、摩耗が早く、使用感や耐久性が低い場合があります。
金属床の入れ歯
床の一部に金属を使用した入れ歯です。 金属床はプラスチック床よりも耐久性が高く、長期間使用する場合に適しています。また、金属部分がしっかりと支えるため、噛み合わせや安定感が向上します。

金属床とプラスチック床の違い
-
薄さ
プラスチック床の入れ歯は、強度を保つために厚く作る必要がありますが、 この厚みが入れ歯の「違和感」の原因となってしまいます。
一方で、金属床の場合は、予め強度が保たれているため、薄くても丈夫な入れ歯になります。これにより、違和感も最小限に抑えることが可能です。 -
噛みやすさ
プラスチック床の入れ歯は、耐久性に問題が多くあります。強く噛むとたわんでしまい、長期間の使用により少しずつ変形し、最終的にはうまく噛めなくなることがあります。
一方、金属床の入れ歯は、たわみや変形が少ないため、しっかりと安定した噛み心地を提供します。 -
温度の伝わりやすさ
上顎を覆う入れ歯の場合、プラスチック床では温かいものや冷たいものを食べても感じにくくなります。温かいお茶を飲んでも、上顎はその温かさをあまり感じることができないのは残念です。
一方、金属床は熱伝導にも優れているため、食事や飲み物を楽しむ上でより快適な体験が可能です。