お役立ち歯科コラム
前歯を小さく整えるには?削るリスクと差し歯治療の注意点を解説
「前歯が大きくて口元に自信が持てない」「笑うと前歯だけが目立ってしまう」 歯並びの悩みと同じくらい、歯の「サイズ」に関する悩みは深いものです。
歯の大きさは矯正治療だけで変えることはできませんが、適切な歯科治療によって整えることが可能です。
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Contents
1. 歯のサイズ変更は「削って被せる」が基本
歯列矯正は「歯の位置」を動かす治療であり、歯そのものの「大きさ」を変えることはできません。
そのため、サイズを小さくするには、物理的に歯を削り、一回り小さな被せ物(差し歯)をする方法をとります。
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治療の仕組み: 自分の歯をミリ単位で削り、その上からセラミックなどの被せ物を装着します。
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メリット: 大きさだけでなく、歯の形や色も同時に整えられるため、劇的に印象を変えることができます。
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対象となる歯: 主に中央の「中切歯」、その隣の「側切歯」、そして「犬歯」の計6本が対象となります。
2. 知っておきたい「健康な歯を削る」3つのリスク
前歯を小さくするということは、むし歯のない健康な歯を削ることを意味します。
これには将来的な歯の寿命に関わるデメリットも存在します。
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知覚過敏や痛み: 歯を削る際や、削った後に冷たいものがしみる場合があります。
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神経を取り除く可能性: 大きく形を変える場合、歯の神経(歯髄)を取る処置が必要になる場合もあります。
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歯の寿命への影響: 神経を取った歯は栄養が行き渡らなくなり、もろくなります。本来なら80歳まで持ったはずの歯が、60代で寿命を迎えてしまうリスクも考慮しなければなりません。

3. まずは歯科医と「顔全体のバランス」を相談しましょう
前歯を単に小さくすれば良いわけではありません。
顔の骨格や他の歯とのバランスを無視して削ると、かえって不自然に見えたり、歯の間に隙間ができたりすることもあります。
歯科医院で相談することで、以下のような最適な提案を受けることができます。
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部分的な治療: 「6本全部削りたい」と思っていても、実際には真ん中の2本だけを整えるだけで理想の見た目になるケースもあります。
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治療計画の調整: 体への負担を考え、数回に分けて少しずつ治療を進めるプランを立てられます。
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素材の選択: 近年では、本物の歯と見分けがつかないほど自然な「セラミック」を選ばれる方が増えています。
まとめ:納得のいく選択のために
前歯のサイズは、身体の健康に直接悪影響を与えるものではありません。
しかし、見た目の悩みが解消されることで、前向きな気持ちになれるという大きなメリットもあります。
大切なのは、将来的なリスクを理解した上で、ご自身にとって最適な着地点を見つけることです。
「自分の歯ならどう変わるのか?」を知るためにも、まずは一度お気軽にご相談ください。
大阪市阿倍野区昭和町周辺で歯のことでお悩みならあべのグリーン歯科へご相談ください。