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歯の着色汚れをしっかりと落としたい方に対してより効果的な治療法がエアフローです。

今回は、エアフローの治療内容や通常のクリーニングとの違いについてご説明します。

 

エアフローって何？

エアフローとは、歯科で受けられるクリーニングのメニューの1種です。

ジェット水流を使って、微粒子のパウダーを口腔内に吹き付けて汚れを落とします。

ジェット水流で歯の隅々にパウダーが行き渡るので、歯周ポケットの洗浄が丁寧に行え、虫歯や歯周病の予防ができます。

そのうえ、歯みがきでは落とせないバイオフィルム（プラークのような微生物のあつまり）・着色汚れを落とせるので、歯周病対策に非常に効果的です。

 

エアフローのメリット

エアフローには沢山のメリットがあります。

汚れを短時間で除去でき、清掃効果が高い

エアフローは一般的なクリーニングに比べて、清掃効果が高いです。

なぜなら、エアフローで噴射される微粒子パウダーは歯ブラシが届きにくい歯間や、被せ物の周りにも入り込めるからです。

今まで通常のクリーニングでは、器具が当てられない場所は清掃が行き届かないといった問題がありました。

その点、エアフローは微粒子のパウダーを噴射するため、口内の隅々まで汚れを取り除けます。

この洗浄用パウダーは、矯正器具やワイヤーの間にも入り込めるため、

歯のクリーニングがしにくく虫歯リスクが高まる矯正中の方にもおすすめとなっています。

 

歯や歯茎・詰め物を傷つけにくい

エアフローは一般的に歯石を除去するために使われるスケーラーのように、歯や歯根に直接器具が当たることはありません。

そのため、歯・詰め物・被せ物を傷つけにくいのもメリットです。

当院でもクリーニングの際にスケーラーは使用しますが、事前にエアフローである程度歯石を除去してから

取りきれないものをスケーラーで除去するので必要最低限の使用となっています。

 

エアフローの注意点

ホワイトニングの効果はない

歯の着色汚れが取れることによって一時的に白く見えるような効果はあります。

これは汚れが取れて患者様本来の歯の色に近づいているものになります。

それ以上白くしたい場合はホワイトニングをお試しください。

 

エアフロー実施後の食事には注意

エアフロー施術後60分以内は、コーヒー・紅茶・カレーなど、着色しやすい飲食物は控えてください。

理想は施術後2～3時間は控えていただくとより効果が実感しやすいかと思います。

タバコ・炭酸飲料も控えましょう。

 

ご自身の大事な歯を予防するために

虫歯・歯周病予防には、日々の歯みがきが大切です。

しかし、通常のお手入れをしていても歯の隙間や磨きづらい箇所には汚れや歯垢が溜まっていきます。

矯正器具の使用や、もともとの歯並びが良くない場合は溜まりやすくなっています。

エアフローは、短時間で口の中全体をきれいにでき、忙しい方のお口のメンテナンスにもおすすめです。

また、エアフローは歯の着色汚れも効率的に落とせます。

エアフローご希望の方は是非当院へご相談ください。